仕事に強い部下をつくる部下の教育方法とそのポイントとは

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「効果的な仕事の教え方」~正しい教え方とOJT~

部下の指導や人材育成を考えるにあたり、もっとも基本となるのが、「仕事の教え方」ではないでしょうか?教える人や教え方によって、部下の仕事の習得度合いは大きく変わります。 どういった教え方が適切で、効率的なのか?  ゆっくり丁寧に教えれば良いのでは・・・?、繰り返し何度もやれば覚えるのでは・・・? 部下がわかるまでじっくり説明すれば良いのでは・・・?   ・・・などと思っている方は是非取り入れてほしい部下の指導や教育の方法です。

なぜ「教える」のは難しいのか?

部下の育成や成長を考えたときに、まず「仕事をどう教えていくか」というのは非常に大切です。 ですが、実際に教え方について、「どう教えていいのかわからない」 「教えるのが苦手」 といった声は非常に多く、 多くの上司や指導者は 「教える(教育する)ことは難しい」 と思われている方も多いようです。


私たちは、大人になり社会人に至るまで、 学校生活や暮らしの中でさまざまな経験をしてきますが、その多くは「教わる」ことが多く、「教える」という経験は少ないはずです。 実際に学校などの教育現場でも「教わる」ことが中心となっています。  ですので、大人になって社会に出て、「どう教えていいのかわからない」 「苦手」 「我流」・・・となるのは当然のことです。 では、どうすれば上手く教えることが出来るのでしょうか?

学習の原則に基づく効果的な教え方

仕事の教え方を考えるにあたって、 非常に有効なのが「学習の原則に基づいた効果的な仕事の教え方」です。 人間が物事を覚え習得していくのに、もっとも効果的な流れや順序、方法のことですが、 この原則は、人間の心理や理解の仕組みを有効に利用しており、非常に理にかなっていると言えます。 上司、指導者としては教える際にこの原則を利用しない手はないでしょう。 しかし、多くの方がうまく活用できていないのが現実です。 どうせ教えるなら効率よく、効果的に教えたいと誰もが思うものです。

本当にきちんと「教えた」のですか?

突然ですが、あなたは下記のような台詞を口にしたことはありませんか?   「何度同じことを言わせるんだ」 「さっき教えたのに、何でできないんだ・・・」  「さっき言ったよね?」 「先日きちんと説明したよね?」 ・・・などなど、部下が仕事が出来ないときに 上司はこのような台詞を言ってしまうものです。 しかし、実はこのように感じているということは、 「教える」ということに勘違いをしてしまっている可能性が高いです。


この場合、 「言った」「説明した」「伝えた」 = 「教えた」 という勘違いが成立しています。 教える際にこの勘違いが成立してしまっている上司は、それが原因でストレスを感じ、イライラしたり、雰囲気がわるくなったり・・・ などとなることでしょう。 そもそも 「教える」 「教育する」 とはどういうことでしょうか?


辞書をめくるとこう記してありました。

  「教育(スル)」  他人に対して、意図的な働きかけを行うことによって、その人間を望ましい方向へ変化させること。  

つまり、「教育」「教える」ということは、 相手が理解し、実行し、出来るようになって はじめて「教育した」「教えた」といえるのです。 言う、説明するといった「働きかけ」を行うことではなく、「変化させること」なのです。


仕事を教える際に、冒頭に述べたような勘違いが成立している上司の場合、 「働きかけ」を行っただけで教えたつもりになって満足し、 「変化させる」にまで至っていません。 もっとわかりやすく言えば、「働きかけ」をやるだけやって、 その働きかけが効果を得たのか、 効果があったのかも確認せずに、 やりっぱなしの状態にして、 「教えた」と言って、教えたつもりになっているのです。 そしてさらには、「言った」「伝えた」「説明した」ことで 教えたと満足してしまっているのです。


あなたやあなたの職場ではどうですか? 改めて原点に戻ってみると、 教えたつもりで終わっていて、 変化させることに至っていないことに 気づくことも 多々あるのではないでしょうか? 当たり前で当然のことですが、 その当然のことがなかなか出来ていない現状が 多く存在しているのです。


使い分ける「OJT」と「OffJT」

仕事を教えるにあたりよく耳にする「OJT」という言葉があります。 職場で仕事を教えたり、部下育成の経験がある方はご存知かと思いますが、 簡単に言えば次のような意味となります。   「OJT」 OJTとは,On the Job Trainingの略で, 仕事中,仕事遂行を通して,必要な知識・技能を訓練をすることです。 これとは逆に、 職場(現場)を離れての訓練は 「OffJT」(Off the Job Trainingの略) と呼ばれます。


一般的によくある事例としては、 企業の新入社員等が入社した際は、 はじめに一定期間のOffJTによる研修等を行い、 その後、各現場へと配属され OJTへ移行する・・・ といったことなどがよくあると思いますが、 この「ON」と「OFF」、 仕事を教える際は、 ONで教えたほうが効率がよい、 OFFは教える訓練には向いていない・・・ などと思っていませんか?


どんなときにOJTが効果的で、OffJTをどう使うか、が教えるだけでなく、 部下をレベルアップさせるのに非常に重要になります。 それぞれの特徴を理解し、正しく使い分けが出来ていますか? OFFで教えるべきことをONで教えていたり、 ONの場面でOFFでもよいことを行っていたり・・・ これではせっかく教えても効率が悪いですし、 成果も望めません。


特に、部下を今のレベルからもう1ランク レベルアップさせたいときなどは、 この使い分けが大きな力を発揮します。 ONとOFFの使い分けをマスターして効率よく教え、部下を育成しましょう。


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